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2024/07/18
現役のパーソナルトレーナーが選ぶおすすめ資格8選!
現役のパーソナルトレーナーが選ぶおすすめ資格8選!
▪健康運動指導士 ▪FCM技能士2級
▪JATI上級トレーニング指導者
▪加圧スペシャルインストラクター 等
病院併設の健康増進施設に現場責任者として従事し、2021年にパーソナルジムARCSを設立
みなさま、こんにちは!
つくば市学園の森のパーソナルトレーニングジムARCSの上坂でございます。
今回は、「パーソナルトレーナーになるためのおすすめ資格」について詳しくご説明させて頂きます。
パーソナルトレーナーは、医師や弁護士のように特定の資格を持っていないとなれない職業ではありません。極論を言えば、資格を持っていなくてもパーソナルトレーナーになることも可能ですが、資格取得はパーソナルトレーナーになるために有利です。しかし、パーソナルトレーナーに関連する資格は数多く、どのようにして目指すものなのか、どの資格が良いのか迷ってしまう方もいるでしょう。
実際にパーソナルトレーナーとして活動している私も現在、7つの資格を保有しておりますが、正直必要なかったな・・と思う資格や取得して良かった!と思う資格はいくつかあります。※必要ないと感じた資格は更新せず、必要な資格だけを保有しております。
そこで今回は、パーソナルトレーナーになるためのおすすめ資格や資格を取得することによるメリットについて解説していきますので、是非ご覧ください。
パーソナルトレーナーとは
パーソナルトレーナーは、お客様の体づくりに関する目標や理想を達成するためにサポートを行う職業です。
健康な体作りや理想の体型を目指すために、適切なトレーニングや食事のアドバイスなど、さまざまなサポートを提供し、お客様のモチベーションの維持も行います。お客様一人一人に合わせたメニューを考え、実行し、結果を出すために機能解剖学はもちろん、生理学や栄養学など、様々な専門知識が必要です。
近年のパーソナルトレーナーは、近年ではダイエットやボディメイク、健康促進を目的とする一般の方々も顧客となり、パーソナルトレーナーの需要が増えています。最高のパーソナルトレーナーになるためには、様々な専門知識を得ることが重要です。資格取得を目指すことで、仕事に必要な専門知識を身につけることができます。
パーソナルトレーナーの資格を取得するメリット
パーソナルトレーナーに関するおすすめの資格をご紹介する前に、パーソナルトレーナーになるために資格を取得するメリットを解説します。
●正しい知識が身につく
パーソナルトレーナーとして成功するためには、幅広い知識が必要です。
資格の勉強を通じて正しい知識を学べば、実務経験で学んだことを裏付けることができます。
さらに、資格の勉強で得た正しい知識は、パーソナルトレーナーとしての自信にもつながり、顧客への指導も自信を持って行えるでしょう。
●信頼を得られやすい
資格を持っていることは、パーソナルトレーナーとして必要な知識があることを証明し、顧客からの信頼を得やすくなります。
また、資格の有無はパーソナルトレーナーを選ぶ際の重要な判断材料となります。
資格がなくても気にしない顧客もいますが、一般的には無資格者よりも有資格者の方が選ばれやすいでしょう。
●キャリア形成に有利
パーソナルトレーナーとしてキャリアアップを考える場合、資格を取得しておくと有利です。
資格を持っていることは、必要な知識とスキルを持っている証明となります。
企業に勤めているパーソナルトレーナーは、資格を取得することで昇給や資格手当のチャンスが増えます。
転職する際も、資格があればより条件の良い企業に即戦力として認められ、新たな職場も見つけやすくなります。
企業に所属せずフリーランスのパーソナルトレーナーとして働く場合も、お客様からの信頼を得やすくなりますので、いずれの場合もパーソナルトレーナーの資格があることで就職先の選択肢が広がります。
●年収に影響する可能性
ジムによっては、資格を保有していると「資格手当」がつく場合があり、年収が上がる可能性があります。
ただし、パーソナルトレーナー関連の資格であっても、すべての資格に手当がつくわけではありません。
年収アップを目指す際には、求人情報に「資格手当あり」と記載されているか、どの資格でいくら手当がつくのかを確認することが重要です。
●名刺やSNSに載せられる
パーソナルトレーナーとして成功するためには、セルフブランディングが非常に重要です。
顧客に選ばれるためには、自分の強みや特徴を積極的にアピールする必要があります。
経験や実績に加えて、資格も大きなアピールポイントとなりますので、名刺やウェブサイト、SNSなどに資格や肩書きを記載できることは、パーソナルトレーナーの資格を取得する大きなメリットです。
パーソナルトレーナーになるためのおすすめ資格8選
パーソナルトレーナー向けの資格のなかから、おすすめの資格を8つ紹介します。
パーソナルトレーナーの資格はどれがいいか悩んでいる方は、参考にしてみてください。
●NSCA-CPT
まず、おすすめのパーソナルトレーナー向けの資格としてご紹介するのは、「NSCA-CPT」です。
NSCA-CPT(NSCA認定パーソナルトレーナー)は、1978年に設立された全米ストレングス&コンディショニング協会(NSCA)が1993年に創設した資格です。未経験でも受験できるため人気があり、日本語での受験も可能です。この資格は全米資格認定委員会(NCCA)の認定を受けているため、国際的にも認められたパーソナルトレーナー資格です。
【資格認定条件】
▪NSCAジャパン会員である
▪満18歳以上
▪高卒以上
▪CPR/AEDの認定者
▪NSCA-CPT認定試験に合格
コンピューターを使った試験では、受験者が試験会場と日時を選ぶことができます。試験時間は3時間で、3つの選択肢から解答を選ぶ選択問題が155問出題されます。2022年度の合格率は82.3%で、受験料は46,000円です。認定資格の有効期限は3年ごとに更新が必要です。
●NSCA-CSCS
次におすすめのパーソナルトレーナー向けの資格としてご紹介するのは、「NSCA-CSCS」です。
CSCS(認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト)もNSCA-CPTと同様に、NSCAが創設した資格です。歴史はNSCA-CPTより古く、1985年から試験が開始されています。この資格は、アスリートやスポーツチーム向けに、安全で効果的なストレングス&コンディショニングプログラムを提供できる人材を認定するものです。この資格もNSCA-CPT同様、日本語で受験が可能です。
【資格認定条件】
▪NSCAジャパン会員である
▪学士・修士・博士など学位取得者
▪CPR/AEDの認定者
▪CSCS認定試験 基礎科学セクションならびに実践/応用セクションに合格
この試験はコンピューターを使って行われ、受験者は試験会場と日時を自由に選ぶことができます。試験は基礎科学セクションと実践/応用セクションに分かれており、基礎科学セクションは1時間30分で、3つの選択肢から回答を選ぶ問題が95問出題されます。実践/応用セクションは2時間30分で、選択問題が125問あります。2022年度の合格率は55.1%で、受験料は50,200円ですが、どちらかのセクションのみ受験する場合は34,000円です。認定資格の有効期限は3年ごとに更新が必要です。
●JATI-ATI
次におすすめのパーソナルトレーナー向けの資格としてご紹介するのは、「JATI-ATI」です。
JATI-ATI(JATI認定トレーニング指導者資格)は、2006年に日本で設立されたJATI(日本トレーニング指導者協会)が創設した基礎資格です。
対象や目的に応じて、科学的根拠に基づく適切な運動プログラムを作成・指導するために必要な知識を習得したと認められた方に授与されます。スポーツ選手や一般人を対象としたトレーニング指導の専門家として活動するための基礎資格として位置づけられます。
【資格認定条件】
▪JATIに入会し、個人正会員となること
▪養成講習会の受講および自己学習課題の提出
▪認定試験に合格
一般科目と専門科目の2科目を受験する必要があります。試験はマークシート方式で、一般と専門の両方で90分間に90問が出題されます。合格率は2021年度で約80%で、受験料は33,000円(1科目のみの場合は22,000円)です。認定資格の有効期限は5年です。
●JATI-AATI
次におすすめのパーソナルトレーナー向けの資格としてご紹介するのは、「JATI-AATI」です。
上級トレーニング指導者(JATI-AATI)は、JATI-ATI(JATI認定トレーニング指導者資格)の上位資格です。
対象や目的に応じて、科学的根拠に基づく適切な運動プログラムを作成・指導するために必要とされる高度な知識を有するとともに、実技のデモンストレーション技能や指導技能を十分に習得したと認められた方に授与されます。
【資格認定条件】
▪JATI-ATI取得後、保有期間が3年以上の方
▪CPR/AEDの認定者
▪JATI-ATIとしてトレーニング指導に従事した期間が3年以上
▪認定試験に合格
筆記試験と実技試験を受験する必要があります。試験は論述式の問題とデモンストレーションを行います。受験料はいずれも受験する場合は33,000円で、認定資格の有効期限は5年です。
●NESTA-PFT
次におすすめのパーソナルトレーナー向けの資格としてご紹介するのは、「NESTA-PFT」です。
NESTA(全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会認定パーソナルトレーナー)は、フィットネス・ウェルネス業界で世界的に認められている団体で、資格取得者は7万人を超えます。1992年にアメリカで設立されました。この資格は、専門的な知識やスキルだけでなく、マーケティングスキルも習得したプロフェッショナルを育成することを目指しています。
【資格認定条件】
▪NESTA JAPANからPFTテキストを購入済
▪CPR/AEDの認定者
▪日本国籍または、日本での就労可能な在留資格を有する方
▪満18歳以上で高等学校卒業以上、またはNESTAが認定する教育カリキュラム修了者
▪1年以上の実務経験、もしくは体育会系大学の卒業者、NESTAの認定する養成講座を受講済みの方
資格認定条件を満たしている方は、8時間分の動画を視聴する事前講習を受けた後、PFT認定試験を受けることができます。合格率は50-60%で、受験料は教材費などすべて含めて79,750円です。初回受験から1年間は再受験が11,000円で受けられます。認定資格の有効期限は4年です。
●健康運動実践指導者
次におすすめのパーソナルトレーナー向けの資格としてご紹介するのは、「健康運動実践指導者」です。
健康運動実践指導者は公益財団法人健康・体力づくり事業財団が管理する民間資格のことです。また、広義の健康支援としての役割も担い、一般市民を対象とした健康教育や運動推進活動にも携わることができます。
【資格認定条件】次のいずれかに該当している者
▪体育系短期大学または体育専修学校(2年制)もしくはこれと同等以上の学校の卒業者(卒業見込み含む)
▪3年以上運動指導に従事した経験のある者(規定算出方法あり)
▪運動指導に関連する資格を有する者
▪保健医療に関する資格を有する者
▪学校教育に関する資格を有する者(教科不問)
指導実技試験及び、講習会のカリキュラムの内容に沿った認定試験を受験する必要があります。合格率は平均して70~80%です。受験料は13,619円で、認定資格の有効期限は5年です。
●健康運動指導士
次におすすめのパーソナルトレーナー向けの資格としてご紹介するのは、「健康運動指導士」です。
健康運動指導士は、保険医療関係者と連携しつつ安全で効果的な運動プログラムの作成と実践指導計画、運動指導を目的として作成された資格です。。この資格は、健康運動実践指導者の上位資格であり、国民の生涯にわたる健康づくりを目的として、1988年に厚生労働大臣の認定事業として創設されました。
【資格認定条件】次のいずれかに該当している者
▪健康運動指導士養成講習会において、受講申込コースの全課程を修了された方
▪歯科医師、看護師等の国家資格を有し、大学(修業年限4年以上)卒業者
▪保健師又は管理栄養士の資格を有し、4年制体育系大学(教育学部体育学系を含む)卒業生かつ、健康運動実践指導者の称号を有する者等
四肢択一式の筆記試験を受験する必要があります。合格率は平均して70~80%です。受験料は13,619円で、認定資格の有効期限は5年です。
●FCM
最後におすすめのパーソナルトレーナー向けの資格としてご紹介するのは、「FMC」です。
FCM(フィットネスクラブ・マネジメント検定)は、1987年に設立された日本フィットネス産業協会(FIA)が創設した資格です。この検定を取得することで国家資格を得ることができ、現場でのサービスだけでなく、経営面でのスキルも認められます。
【3級の資格認定条件】
▪実務経験を有する者、またはこれから業務に従事しようとする者
学科試験と実技試験はそれぞれ60分ずつ行われ、真偽法や選択問題など全60問が出題されます。合格には65%以上の得点が必要です。厚生労働省の令和3年度「技能検定」の実施状況によると、1級から3級までの合格率は45%です。受験料は学科試験、実技試験共に5,000円で、認定資格の有効期限はありません。
パーソナルトレーナーの資格の選び方
ここではパーソナルトレーナー向けの資格取得を目指すうえで、資格を選ぶポイントについて解説します。
●知名度
資格を取得する利点を最大限に活かすためには、資格の知名度は重要です。
知名度の低い資格を持っていても、就職や転職、顧客からの信頼獲得に繋がる可能性は低くなります。
特定の分野にこだわりがない場や最初に取得する資格を選ぶ場合は、知名度が高い資格を選ぶことをおすすめします。
●難易度
パーソナルトレーナー向けの資格を取得するためには、勉強して試験に合格することが必要な資格がほとんどです。
なかには、何日か講習を受けるだけで、付与されるような資格もありますが、このような資格を取得してもあまり実践的ではありません。
試験の内容については、資格によって難易度が異なるため、自分の現在の知識やスキルレベルに適したものを選ぶことが重要です。
●受講資格
パーソナルトレーナー向けの資格を選ぶうえで、受講資格を確認する事は重要です。
先述したおすすめのパーソナルトレーナー向けの資格の中には、実務経験が一定以上ないと受けられない資格や、まず下位資格を取得しなければ受けることができない資格もありますので、現時点で受講資格を満たしているか確認するようにしましょう。
●費用
パーソナルトレーナーの資格を取得するためには、いくつかの費用が必要です。
具体的には、登録料、教材費、講習費、受験料、更新費用などが発生します。
これらの費用は資格によって異なるので、事前にしっかりと確認しましょう。
特にたくさんの資格を取得することで、更新費用が経済的な負担となる場合もあるので、「本当に必要な資格か」考える必要があります。
●更新頻度
多くのパーソナルトレーナー向けの資格は定期的な更新が求められます。
更新の頻度や手続きは資格によって異なりますので、事前に確認することが大切です。
更新頻度は3年~5年毎に更新という資格が多いですが、その間に一定以上の単位を取得しなければならないなど、更新期間自体は長くてもその間に何日も講習に行かなければならないというような資格もありますので、自分のライフスタイルに合ったものを選ぶことが重要です。
また、更新を怠ると資格が失効する恐れがあるため、管理を徹底することを推奨します。
まとめ
▪パーソナルトレーナーの資格を保有していることが知識の証明となり、顧客からの信頼を得られやすくなる。
▪資格取得を目指すことで正しい知識が身に付き、パーソナルトレーナーとしての自信に繋がる。
▪パーソナルトレーナーの資格はいくつかあるが、難易度や費用などを考慮し、自分に合った資格を選択すると良い。
パーソナルトレーナーという職業は接客業であるため、人間性や顧客との相性なども重要な要素です。しかし、顧客に選んでもらえなければ、いくらサービスの内容が良くても仕事として成り立ちませんので、知識を証明できるような資格を取得することは重要な要素となります。今回ご紹介した以外にもパーソナルトレーナー向けの資格は多く存在しますので、ご自身の状況にあった資格を慎重に選びましょう!
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